田上パル第12回公演「合唱曲第58番」
と
「モガっ!〜記憶はだいたい憶測。」
の稽古を同時に進めています。
まぁ、「モガっ!」の方は、劇作のみですが、
劇場探検型、つまり劇場を回りながら観賞する公演ですから、
その台本は、実際に劇場を歩いて回りながら考え、書いています。
めちゃめちゃ歩いては、書き、歩いては書き。
『歩き書き』。
こんな書き方したのは、始めてです。
キラリふじみの施設内の構造は、完璧に頭に入りました。
キラリ内全館を使ったケイドロを行ったら、多分誰も僕のことを捕まえられないでしょう。
そのくらい、歩いて回っては書いております。
僕は、作家なので、役者やパフォーマーの言葉や役柄の設定などを考えることが仕事ですが、
演出の白神さんは、とてつもない演出作業に没頭しています。
この公演は、劇場内を同時に6グループに別れてツアーして行きます。
この6ツアーが同時にどこでどうような動き方をして、それぞれがどこで出会ったり、すれちがったりするのか、そういったことを計算し、演出するのが、現在の白神さんの仕事です。
これは、もう壮大なパズルです。
出演者も一丸となって、6つのルート構成図とにらめっこしながら、
脳内の回路をつなげるようなイメージで、練り上げています。
こないだ行われた通し稽古は、凄く興味深かった。
なんせ、6つのツアーが同時に回っているから、全体がどうなっているのか、
誰にも分からない!という壮大さ!
そうですね、この公演全体を一言でまとめるにふさわしい言葉は
『壮大!』
これに尽きるかな。
それにテーマは、脳内旅行ですし、
宇宙のように広がりのある『脳内』を探検するツアーですから、
その内容もこれまでに経験したことのないような自由さをもって
僕は台本を書き連ねています。これがまた、楽しい。
まぁ、記憶は大体憶測なんで、どういった仕上がりになるのかは、乞うご期待という
感じでございます。よろしくどうぞ。
そんで!
「合唱曲第58番」ですね。
こちらも、先週より稽古が始まりまして、
ガリガリ進めております。
今回、出演者が本当にバラエティに富んでいて、なおかつ、作品の感じも
一幕ものとかじゃないので、体一つで超ガンバってもらっています。
この作品、ボリュームがもの凄くて、自分で書いておきながら、少し引いているくらい、
立体化するととんでもない作品だということが分かってきました。
しかし、これこそが、僕の目指した演劇の楽しみ方であるので、
まったくのブレがなく、
「これをやる役者さんは大変なんだろうなぁ」とは思いつつ、
なんと楽しい作品なことか!と稽古をする度に思います。
奇跡的なことに稽古初日に台本が上がっていたので、
たまには、練り込んで練り込んで、粘りの強い作品を作ってみようと思います。
毎回、結構そうだけど、体力勝負!
しかも、稽古が夏!
本当に梅雨くらいから、走り込んでおいて良かった(演出なのに)。
おかげで体重が57キロ。
体が軽い軽い!