報われません、勝つまでは
田上です。

相当久しぶりの書き込みに緊張するのはなぜでしょうか。

今年2月に行った新作「あくしゃもん」が終わり、その後は三本の公演創作に突入しました。

「mother-river homing」(再演)キラリ、国立公演(作・演出)
いばらき総合文化祭開催県演目「未来への決意〜希望、勇気、そうして責任」(脚色・演出)
「報われません、勝つまでは」(再再演)宮崎、熊本、東京公演(作・演出)

一つ目の「mother-river homing」(マザーリバーホーミング)は、昨年キラリふじみレパートリーのために書き下ろした新作で、翌年度、つまり今年に再演が即決定した作品です。
7人兄弟とその母と隣人が巻き起こす家族劇でした。
9月本番だったので既に終了しましたが、寺内貫太郎一家みたいだと自分より上の世代の方によく言われました。ただ、僕は寺内貫太郎一家がどんなものかを知りません…。
今年度はコシのあるものに仕上がり、違った味わいを感じられるものでした。
昨年に引き続き続投していただいた俳優さんと、今年から加入してもらった俳優さんとでの共同作業はこの劇の本質を問うようなところがあり、思い出すだけで感慨深いです。


次に、いばらきの高校生たちと夏から創作を続けているいばらき総合文化祭開催県演目
「未来への決意〜希望、勇気、そして責任〜」という作品ですが、これもまた、なかなかの創作です。
こちらは、マザーリバーホーミングと平行して行っていた作品で、夏から週末に足しげく筑波に通い、怒濤の勢いで仕上げている最中です。
自身、三年ぶりの高校生との創作ですが、改めて高校生という生き物は面白いと感じています。
来年いばらきでは、高校演劇の全国大会が開催されます。それが総合文化祭です。
今年は、そのプレ大会ということで一年前から参加させていただいている訳です。
開催県演目ということで、いばらき高校演劇界の精鋭たちがオーディションを受けてくるのかなと思いきや、いばらきの大方の高校演劇部の人たちは、自分たちの高校で全国大会出場を目指すため、そっちの方が忙しいとのことで(普通に考えればそれは当然ですね)、今回の創作メンバーは、演劇部からバレー部から美術部など、なかなか面白いメンバーで構成されています。

演劇経験が初めてという子もいたので、夏から基礎作りに励み、現在では相当な成長ぶりをみせています。高校生が本気になると伸び方が半端ないですね。
こちらの本番が10月13日。
来年の本大会に向けたプレ大会ではありますが、プレ大会とかあまり意識せずに前のめりになって作りましたので、なかなか見応えがあると思います。
「未来への決意〜勇気、希望、そして責任〜」というタイトルからは想像できないほど演劇遊びを散りばめた渾身の作品です。


最後に「報われません、勝つまでは」です。
僕の処女作であり、代表作です。
再再演です。九州公演に向かいます。
宮崎にまず上陸し、そのあと、この作品の舞台となった母校熊本九州学院で上演します。
これはどう考えても感慨深い!
ハンドボール部がキーキーいうお話で、現代口語演劇のシステムを使いながら、全然静かでもなんでもない体育会系なストーリーです。
もう若くない我々が高校生を演じ、その姿の先に何があるのか、それを掴みたいと思います。
そう考えるとこの作品の取り組み自体が、先述のいばらきの作品のタイトル「未来への決意」な感じもします。不思議なリンクです。
この作品の稽古が、最近抱えてた三本の創作の中ではいち早く始まりました。
ハンドバールの練習、ハンドボールの理解、ハンドボール部の生態研究、ほとんどハンドボール!
振り返ったら、稽古でもなんでもない!

マザーリバーが終わり、いばらきの創作の追い上げの中、ハンドボール部話を必死こいて創作しまくっています。

いばらきの演目の成功を強く願い、
旅公演への期待が爆発しそうな今日この頃です。

また、書きます。
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by t-pal | 2013-10-03 11:42
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